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アニメーションとフラクタル


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アニメーション  
アニメーションについて
 
アニメーションの方法は色々ある。
 




フラクタル
フラクタルについて
 
自然の存在物のアウトラインを正確に捉えるのは難しい。
例として、天気の良い日に空に空にまばらにうかぶ雲の形を考えてみよう。現在の雲の形を正確に描写してくれといわれたら皆さんはどうするだろう?
Windows のペイントブラシの使い方を知っている皆さんはエアーブラシツールを用いて概形をかくので十分だとおもうかもしれない。それで本当に正確に描写したといえるだろうか?
もちろん雲の形は時間変化するが、このようにある一瞬を考えたとしてもその輪郭はぼやけていて捉えどころがない。
 
海岸線の長さというものも非常に難しい対象物である。地図を基に紙の上で計算した海岸の長さは実際に歩いて計測した長さより短いことが考えられる。
どうしてそんなことがおきるのだろうか?
 
多少大げさに言えば、「雲の形や海岸線のディテールを一筆書きで記述する」のは不可能なのだ。それは対象物が、直線(1次元)よりも複雑なものだからである。海岸線や雲の外形などは直感的には直線だと思えるのだが、実際にはより複雑な存在だというのだ。
直線(1次元)よりも複雑な”物”を表現するにはどうしたらいいのだろうか?
 
他の例として、木々の形を考える。「木を描いてください」といわれたらみなさんは「これが木だ」というものを書くことができる。しかし、それは現実に存在する木とは枝振りや葉の繁り方において全く違う比現実なものを描いているはずだ。同種の株でも個体差があり同じ形に育つ事はありえないためだが、異種株間の違いはそれ以上にはっきりしていることが多いと思う。例えば、針葉樹と広葉樹との枝振りの違いは個体差とは本質的に違うものであることは明らかだ。
これらを区別しているパラメータは何だろうか?
 
→ フラクタル次元
→ 自己相似性
 
ここでは簡単に済ませるために数学的な話は遠慮させてもらう。
フラクタル発見・研究の歴史はコンピュータの発達の歴史と一致している。
 
→ フラクタルグラフィクス
→ コンピュータ(フラクタル)ミュージック
 
Mandelbrot 集合
 
1980 年に B.B.Mandelbrot により発見された。 
 
以下の アドレスで、 Java プログラムにより Mandelbrot 集合を表示させることができる。
 
http://raptor.chiba-kc.ac.jp/egami/java/mandel/
http://raptor.chiba-kc.ac.jp/egami/java/mandel2/
 
気に入った画像を保存する。
→ 壁紙や素材として利用
 
3D 風景作成 Bryce 2 を使う
 
Bryce2 を使うと比較的簡単にフラクタルを利用した自然景観を作成することができる。
 
Bryce2の起動画面。3次元空間にオブジェクトを置いていく。
 
 
例えば「山」を置いてみる。左上に、プレビューが表示されている。
  
 
普通の景色だと面白くないので、画像データをもとにして景観を作成してみる。
 
 
すると・・・、巨大人面岩(山)の出来上がり。
 




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