1999年度の卒業研究2の授業は終りました。 この授業のページは参照用の資料として保存しているものです。最新の情報・資料は江上の授業ページで。 |
デジタル化と各種フォーマット |
●ページの見栄えをよくするために
●デジタイズ(デジタル化)しよう
この図は翔泳社「マルチメディア入門」より
デジタル情報のアナログ化(DAC)
この図は翔泳社「マルチメディア入門」より
文字音
- キーボード経由で
最近は音声入力のソフトウェアもある- 文字認識ソフトを使用する
イメージを文字に変換するプログラムを使用し、入力する手間を省くことができるイメージ(静止画)
- コンピュータ内でデータを作る
MIDI 等のエディタ(シーケンサー)等を使用- MIDI機材を利用し、人間が曲を弾き、その楽譜を入力する
- 現実の音を取りこむ
マイクで直接
テープなどに一度録音した音の取りこみ- (著作権上の問題はありうるが) CD 等から曲をコンピュータに取りこむ
- 取りこんだ音(サンプリング)を利用し曲を作る
動画
- コンピュータ内でデータを作る
ペイントブラシ, PhotoShop 等- デジタルカメラ
- スキャナー
写真
手書きの文字・画等
フィルムスキャナー- スキャンサービス等
コダックのフォトCD(普通の銀塩フィルムの内容をCD-Rに焼き付けてくれるサービス)?(他にデジタル化するものが何かありますか?)
- コンピュータの動画入力(AV端子)を利用する
CCDカメラ等から直接動画入力
ビデオ・DVD等の映像ソースからの入力- デジタル入力(最近のデジタル式のハンディビデオにはこのインターフェースが付いている)
- デジタル化によりオリジナルのデータより綺麗になることは(ほとんど)ない。
もとになるデータをきちっと・ちゃんと作る
- 「サンプリングレート」「量子化ビット数」に気をつける
「サンプリングレート」
1秒間にサンプリングされる(コンピュータにデータが取りこまれる)回数
一般的にサンプリングレートは高いほうが良い
音声・動画の場合に関係する
「量子化ビット」
1回のサンプリングで取りこまれる際のデータの解像度
これも大きい方が良い
- ただし、サンプリングレート・量子化ビットを必要以上に大きくすると、コンピュータの資源(HDDの容量等)を無駄に消費することになる。
この図は翔泳社「マルチメディア入門」より
この図は翔泳社「マルチメディア入門」より
●「フォーマット」という言葉について
圧縮
データ・ファイルサイズを小さくすること解凍
圧縮され、小さくなっているデータ・ファイルサイズを元に戻す(復元する)こと圧縮解凍プログラム
ファイルを圧縮・解凍するためのプログラム。複数のファイルをまとめて1つのファイル(書庫)形式で保管することもできる(ファイルを分類別に一元管理することが可能となる)。マルチメディア・データに関して
データを保管する場合に圧縮し、使用する場合には事前に解凍処理を行う必要がある。
ZIP(Windows,DOS), LHA(Windows DOS), Compact Pro(Mac), StuffIt(Mac) 等が存在する。
ファイルの圧縮・解凍処理を頻繁に繰り返すのは煩雑であるので、映像・音に関するファイルについて(ある種のフォーマット形式について)は、圧縮された状態のまま使用できるようになっている。可逆圧縮と非可逆圧縮
プログラム・文書などのデジタルデータの場合は、内容が変わってしまうのは許されないので、可逆圧縮を使用する。
音・映像の場合には人間が気づかない程度の誤差は許される。こうしたデータにおいて非可逆圧縮が使用される。
非可逆圧縮の方が、可逆圧縮より圧縮効率(圧縮率)が高く、ファイルサイズは小さくなる。
「インターフェース 1991」より
フォーマット(画像形式)を決める項目
動画について
フォーマットを決める項目インターネット上で使用できる音声フォーマット- 圧縮
- 色数
- サンプリングレート
- 量子化ビット数
- 利用目的
動画データの作成・変換について- mov (QuickTime)
- avi (Microsoft Video)
- mpeg