★東本昌平「キリン」
この漫画は、バイクに乗っている人のバイブル的存在の漫画です。他にもバイク漫画はたくさんあるけど、自分はとりあえずこれがおもしろかったのでのせてみました。壁紙で使われている漫画、それはこの漫画からとってきたものです。そしてその漫画の資料を少し紹介しまていますので暇な人は読んでみてください。
バイクのりにカルトな人気を博している作品です。
この4巻までの主人公がポルシェをひたすら追いかけるキリンで5巻以降がキリンがいなくなったその次の世代のバイク乗りの話となっている。
バイクという乗り物に魅せられたものにはたまらない一冊だがバイクにのらない連中にも十分楽しめる。
東本昌平 著、少年画報社 (1〜18巻)
「漫画」です。バイク乗りなら、読んでみる価値あり。
では少し内容を紹介します。
POINT OF NO-RETURN !
例えばだな、いつでも子供が飛び出しそうな裏路地を最高速を出そうと思うかい!?
スピードを出すには誰でも条件を選んでるわけだ。 つまり、コントロールしているわけだ。
もちろんマシンの性能によっても違ってくる。
スピードメーターの数字に踊らされて、自分自身のスピードを越えては
もはやコントロールしているとはいえない。 スピードが何キロ出たとか、何秒で走れたかなどは対外的な速い遅いの
目安でしかない。 世の中にはバイク以上にスピードの出る乗り物はいくらでもあるのだ。
内に向かうスピードとは ... 剥き出しの体が恐怖を覚えた先にあるものだ。例えそれが30キロに
満たなくても。 空気の抵抗をモロに受けるライダーだけが感じられるスピードだ。
ライダーが語る時のスピードとは、まさに恐怖感と同義語なのだ。
そして、これは個人個人、別のものなのだ。
地平線を駆けるあし毛の馬、銀馬の群れ。
地平線は見える範囲の極みだ。 そこにたどり着いたとしても、その先に見えるのは地平線だ。銀馬はいつまでたっても遥か彼方の地平線の上を走っている。
下の写真は壁紙の人が乗っているGPZ900Rというバイクです。