2004年度のソフトウェア演習IIの授業は終りました。 この授業のページは参照用の資料として保存しているものです。最新の情報・資料は
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配列の怖さ
なにが恐いの?
配列は配列要素が連続しており、実際の記憶もメモリー上に連続して行われます。
標準的な
C 言語は、基本的に 配列要素の数 の上限(下限)のチェックをしません。
このため、配列の使い方が誤っていると、変数・プログラムが破壊されて正しく動作しなくなる可能性がある。よって、配列の宣言・使用は慎重に行う必要があります。
チェックをしない理由はいろいろ考えられますが、
・チェックをするとプログラムが遅くなる(当時は致命的でした)
・そのような制限を設けるとトリッキーなプログラム手法が使えなくなる(システム記述には必要?)
・C言語の他の部分(たとえばポインタ変数)との関係のため
などでしょうか。教育用に使用する言語という点では少々辛いところです。
もっともソフトウェア演習の授業では、こうしたエラーによって人が死ぬようなことはないわけで、どちらかというと面倒という程度か・・・!?
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Kunihiro Egami <egami@egamix.com>