2007年度の授業は終りました。
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C言語での計算
計算式
割り算(÷ → /)と掛け算(×
→ *)の記号が違っているだけで、普通に四則演算が可
能です。
( ) を使った計算の順序・優先順位も算数と同じ。
例)
keihin = ( shouhin1 + shouhin2 ) / 2 ;
keisan = ( a + b + c) * d / ( e + f )
課題:
算数の計算式をプログラムで表現してみましょう
四則演算の他に、C言語に特有の演算があります。
課題:
剰余の演算子を四則演算で表現してみてください
計算式の省略表記
代入式を省略して書くことができます。 自己代入型演算子と呼びます。
プログラミングでは、変数の値を用いた演算をし、その結果をまた同じ変数に格納する操作がよく使われるためです。
hoo += bar; |
hoo = hoo + bar; |
hoo -= bar; |
hoo = hoo - bar; |
hoo *= bar; |
hoo = hoo * bar; |
hoo /= bar; |
hoo = hoo / bar; |
hoo %= bar; |
hoo = hoo % bar; |
インクリメントとデクリメント
変数の内容を+1する演算をインクリメント、-1する演算をデクリメントといいます。
プログラミングでは、変数の値を±1する計算をよく使うので、こうした省略表記が用意してあります。
hoo ++; |
hoo = hoo + 1; |
hoo --; |
hoo = hoo - 1; |
++ hoo; |
hoo = hoo + 1; |
-- hoo; |
hoo = hoo - 1; |
演算子を変数の前に置くか後に置くかで、式を他の式の中に書いた場合(副作用を用いた演算)に違いが出てきます。
Kunihiro Egami <egami@egamix.com>