ソフトウェア実習I の授業について

授業について・・・

●内容について

• ソフトウェア演習では、Ｃ言語 を学習します    <--->  プログラミング基礎 では Visual Basic を扱いました
  　
• ソフトウェアに関する基礎的な知識は情報処理概論IIの授業で学習しました

●私が担当するほかの授業との関係

• →　[関係図]

●テキストについて

• テキストに沿って授業を進める予定。練習問題・課題を授業で取り上げます
    →　テキストは毎週もってくること


• テキストとは別に練習問題の例題や課題を準備します。
      →　積極的に取り組んでください
  　
  
• プログラミング基礎やJavaなどの授業で配布されたプリント
      →　1年次に授業を履修した学生は・・・しばらくは持ってくるといいことがあるかも
  
  
• その他の資料
  
    →　毎回の授業資料は可能な限りWeb上に公開していきます

●情報処理試験との関係

• 授業でふれるようにします
    →　[資格関連のページ] など
　

• 検定試験対策勉強会
  　　→　自習会・勉強会を行います
  

授業に目標・・・

●半期15回の授業で、プログラミングの基礎について学習します

●そして、簡単なＣ言語のプログラムが作れるようになります

●さらには実習を通じて、より深くコンピュータについて理解することができるようになります

●プログラミ ング

• コンピュータ言語

人間の言葉(主に英語)から借りてきた単語を使用している。
非常に限定され、特殊化されている(たまに紛らわしく思うことがある位)。

あいまいさがないように設計されている。つまり単純な言語で ある。

コンピュータ言語の目的はプログラマの指示をコンピュータが直接理解できる数(バイナリ)に変換すること。

皆さんの経験上、ここでは「単純＝簡単」の式はなりたたない！？・・・じゃあ、「簡単 ＝複雑」なの？ yes!

• プログラミング

言語が単純な分、コンピュータはプログラマに対して「正確さ」を要求する(=「ミス」を許さない)。
句読点や、綴りが違うだけで動作しない。

• 「コンパイラ」と「インタープリタ」

私たちが扱うＣ言語はコンパイラ

コンパイラ
        プログラムを動作させるまでに、前準備が必要
        でも早いよ・・・
        プログラムのミスも見つけやすいし・・・

→　インタープリタについては、後期のプログラミング言語で

• Ｃ言語

Unix の開発用に Dennis Ritchie により 197[12] 年に設計された言語。
さまざまな機種のコンピュータで高度に標準化された言語。
関数型。 「構造化プログラミング」をサポートできる言語。

• 私たちがやらなければならないこと

前準備

プログラムすべき内容・実行すべき仕事の理解。
コンピュータが実行できる命令の連なりを作ること。

自分で(理解)できない内容・仕事があった場合、それをコンピュータにさせようとしても、 (多分)プログラミングすることはできない。

言語の理解

Ｃ言語を理解・覚えること。

アルゴリズム

仕事の内容にあったアルゴリズムを選択する。

コーディング

実際にプログラムを記述する作業。

テスト・デバッグ

プログラムのミス・エラーの修正等。

●環境の復習

• Unix, Windows XP, Macintosh の環境 (クライアント・サーバ環境)

クライアント・サーバ型の環境を用いている

    →　情報処理概論 Ｉ, II で学習したよね

• Unix --- Sun Microsystems の Solaris

私たちは実習で・・・ Sun 製の Unix を使用します。

サン・マイクロシステムズ (Sun Microsystems) は米国の企業で、 Unix の世界ではかなり有名である。今では Java を開発した会社としても有名です。

BSD (「ビー・エス・ディー」と呼ぶ)系の SunOS(「サンオーエス」)とSYS/V(「システム・ファイブ」)系のSolaris(「ソ ラリス」)を製品出荷している。

また、サンはSPARC(「スパーク」)と言う名前の RISC CPU の設計もしている。 実習ではこの SPARC を搭載した Sun 製のワークステーションを使用している。

授業の範囲を超えて学習したい人は、図書館などで、 Solaris のマニュアルを探してください。

• cc(C Compiler), gcc --- GNU cc (ソフトウェア実習 I, II 共に同じものを使用する)

GNU cc は、Richard Stallman(リチャード・ストールマン)を中心に設立された FSF という組織が 作成・配布している C コンパイラである。 質が高く無料で配布されている。 この FSF 組織が作成したソフトウェアを GNU(「グニュー or ヌー」)　ソフトウェアと呼んでいる。

もともとは英語のメッセージが出るのですが、日本語化しました。
まだ対応は不十分ですので、わからないメッセージが表示されたら声をかけてください。

• エディタ --- final (fe)

エディタにはスクリーンエディタと ラインエディタがある。 スクリーンエディタのコマンド形式としては WordStar (ワードスター)形式と Emacs (イーマックス)形式が有名である。 final(fe)は WordStar 形式のコマンド体系を持つスクリーンエディタである。

●Unix と "ターミナル(端末)ソフトウェア"

あるコンピュータを他のコンピュータの専用ターミナルに見せかけて使うためのソフトウェアのことを言う。 例えば、実習時には telnet と呼ばれるネットワークプロトコルを解釈できるソフトウェアを用い、PC,Mac を Unix の専用ターミナルとして(のように)使用している。

• Windows XP の telnet.exe
• C11,C21,C31 教室の Tera Term
• ノートPCでは TeraTerm を使いましょう

　
●授業のスタイル

• Web ページを使う
• 出席は電子メール/ログイン記録などを 利用して電子的に
• 自分で「考える」ことを重視

●レポート・課題の提出について

• 電子メール/提出ツール or 掲示板を使います
• わかりやすいタイトル（件名）を付けてください

●「気になる」ことと「気にならない」こと