プログラムで関数を利用する場合には、その実行順序を正しく把握し理解できないと、プログラムの全体像が見えにくい。
これまで学習してきた通りプログラムの実行順序の基本は「順次処理」であり、これは「上から下」に順番に処理がなされることを意味する。 こうした基本的な流れを変えるものとして各種「制御構造」がある。具体的には判断文(if,switch)やループ文(for, while)について学んできた。
さて、関数が用いられたプログラムの場合にはどうだろう? 図を見ながら、関数を含むプログラムの実行順序について確認してみましょう。
main() 関数と func1(), func2() からななる簡単なプログラムを例に考えてみよう。 プログラムの処理は開始点(start, begin)から終了点(stop, end)までを矢印にそって一筆書きのようにすすんでいくことになる。実習) 上記の図を用いて処理の流れ(プログラムが実行される順番)をたどってみましょう
[図1]
[図2]