---

#include <stdio.h> main( ) {     int a = 0;     a = 10;     printf("%d\n", a); }

　

　
このプログラムのイメージは簡単で変数 a （箱のイメージ）に 10 を代入する状況が考えられるはずだ。
　

---

#include <stdio.h> main( ) {     int a = 0;     int *p ;　　　　　　　/*　ポインタ変数宣言  */     p = &a ;　　　　　　　/*　ポインタ変数の先を変数 a に */     *p = 10;　　　　　　　/*　ポインタ変数が指し示している先に代入 */     printf("%d\n", a); }

　
新しい知識が必要なこともあって、こちらはちょっと厄介。
　

　
登場するのは「箱のイメージの通常変数」と「矢印のイメージのポインタ変数」の2者。
　
プログラム中の
p = &a ;　
が意味しているのは、
　

　
のように矢印が指し示す先を箱の先に持ってくる状況に一致する。
この後プログラムは
*p = 10;
と展開されるが、


　
これはポインタ変数が向いている先に 10 を代入する行為である。
ポインタ変数は自分が指し示している先がどこなのかは関知しない。しかし、結果的に変数 a の中に 10 を代入する行為と等価である。
　　

[Back] [Index]