ポインタ配列

配列要素がポインタ変数である配列
　
何度も言うが、配列は
    ・同じデータ構造（型・大きさ）をもつ
    ・メモリ上に連続的に確保されている
ものであるから、ポインタ配列は同じ型のポインタ変数が連続して準備・確保されている状態である。
　
int d[5];
 

d[0]

d[1]

d[2]

d[3]

d[4]

        →　通常変数は「箱」のイメージで考える・・・連続して確保された５つの箱

int *p[5];

 

p[0] →

p[1] →

p[2] →

p[3] →

p[4] →

        →　ポインタ変数は「矢印」のイメージで考える・・・連続して確保された５つの矢印
　
 

char *p[5];　            ・・・　ポインタ配列            ・・・　「矢印」は５つ
    と
char (*p)[5];      ・・・　配列へのポインタ  ・・・　「矢印」は１つ
は違う。
　
後者は2次元配列へのポインタ変数だと思えばよい
    →2次元については次回
　

１次元	２次元
1次元配列の宣言[初期化]； ポインタ変数の宣言； ポインタ変数名＝配列名；	2次元配列の宣言[初期化]； 配列へのポインタの宣言； ポインタ変数名＝配列名；
int a[5] = {10,20,30,40,50}; int *p; p = a;	int a[3][3] = {1,2,3,4,5,6,7,8,9}; int (*p)[3]; p = a;

　
[Q] char (*p)[5]; と宣言したポインタ変数を p++ で加算した場合、アドレスはいくら増えますか？
      （確認のための簡単なプログラムを作ってみてください）
 

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