2.コンピュータウィルスの歴史
「コンピュータウィルス」という言葉
いつ:1984年
どこで:アメリカ
誰が:カルフォルニア大学電気工学科の大学院生 フレデリック・B・コーエン
どのように:学会で発表したとき、以下のような発言をしたことから。
「We define a computer 'Virus' as a program that can 'infect' other program
by modifying them to include a possibly evolved copy of itself.」
訳
「他のコンピュータプログラムに自身のコピーを含ませるために、それらの
プログラムを修正することによって伝染することができるプログラム。」
初めてのコンピュータウィルス
いつ:1987年
どこで:パキスタン
どのような:不正コピーをしようとしたとき、ちゃんと製品を購入するように
メッセージを表示するといったものであった。
日本における初めて
いつ:1988年
どこから:大手パソコン通信を介して
どのように:当時Windowsではなく、一般的に使われていたMS-DOSのシステムファイルを
書き換えるプログラムをメールで送るという方法で被害が広がっていった。
書き換えられたMS-DOS上でパソコン通信を行うとIDとパスワードが盗まれる
という仕組みで、犯人は盗んだIDとパスワードを利用して再びコンピュータ
ウィルスを配布した。
*・*・*Back・*・*・Top・*・*・Next*・*・*